今回使う屋根瓦を見に、瓦工場へ行ってきました。
今回はできるだけ現状の風景を残すため配慮しています。
既存の瓦は風化が激しくサイズも現在のものとは異なるので再利用は断念したのですが、黒っぽい色は受継ぎたいと考えました。
使ったのは淡路瓦、栄和産業の黒燻です。
通常のいぶし瓦をもう一度窯入れすることで黒く、強くなるそうです。
先の写真は軒先に使う鎌軒瓦です。今回は唐草のない無地の方を使用します。
また、通りに面していないところについてはこの石持万十瓦を軒先に使います。通常の万十瓦よりも丸が小さくすっきりしたデザインです。