続・エコキュート

 先日の記事こちらからトラックバックをいただいたので、引続きエコキュートについて。


 「エコキュート」って、大雑把に言ってしまえばエアコン(冷房)の室外機の熱くなった熱で深夜にお湯を沸かすシステム。ただし冷媒にフロンは使用せず、CO2を使って大気中の熱をお湯の温度に変換している。(とても大雑把)
 CO2を使わずにフロンを使う製品も存在するようだが、これは「エコキュート」とは言わない。
 これまでのガス給湯器や電気ヒーターを使った温水器に比べエネルギーの交換率がよく、環境に優しいということがウリのようだ。サイフにも優しいことがいろいろ謳われているが、日頃から節約生活を実行している家庭にとってはどれほど差が出るのか疑問である。
 ところで、熱を奪われた空気は単に放出されるだけのようだが、夏場などこの冷風を使えないものか、とても気になる。寝苦しい夜に電気代を気にせず冷房を使い放題に。なおかつ大気中に熱を放出しないシステムとなれば(間接的に熱は大気中に放出されるが)とても魅力的。
 さて「床暖房を導入する」ならエコキュートもよさそうだけど、エコキュートはまだまだ気になる点が多い。
 注意すべき点を以下、箇条書き。

  • 本体価格が高い。
  • オール電化にする必要がある。(ガス等と併用すると料金のされない)
  • 割引プランを適用の場合、平日昼間の電気料金は割高になる。
  • 深夜電力を使うエコキュートは夜なかの騒音に注意が必要。
  • ヒートポンプユニットは冷風を排出する
  • ヒートポンプ故障の際は持帰り修理が必要らしい。