「建築文化」2004年12月号
乾久美子氏の「ルイ・ヴィトン大阪ヒルトンプラザ店」の記事が出ていたので購入。そちらについてはそのうち・・・・ということで。
それより今回の号をもって休刊ということに驚いた。
2001年頃から隔月刊になっていたようだが、内容とペースのバランス的には結構好きだった。いや、毎号読んでいるわけではなかったが。
過去のスタイルはよくわからないが、ここ数年は建築家の言葉を重視した誌面であったように思う。メーカーの広告も少なく、写真よりも文字に重きを置いている感じがする。つまり、1冊読むのに非常に時間がかかるのだ。しかし、決して読みにくいわけではない。とても濃い雑誌だと思う。
似たような(何度も同じ)建築家ばかり特集されている感はあるが、その視点というものは今後の「建築」というものの方向を示す役にはたっていると思う。
再開の話もあるようだが、再び魅力ある誌面を見る日を待遠しく思う。
(「SD」誌も休刊になってるし)