未来の建築

 前回のつづきで「大阪万博のワクワク感はなんだろう?」と考えてみる。
 最も目に付くのはその造形だ。会場のエリア内に集められた未来的な造形群にとても心を躍らされる。あたかもテレビのウルトラマン(ウルトラマンタロウ)で見た“光の国”のようだ。実際の年代を考えると大阪万博の方が先に開催されているのだが。
 ところで「未来的」という感覚って?
 手元にある
アーキラボ 建築・都市・アートの新たな実験
(Amazon)

に万博の写真を見つけた。
 『アーキラボ:建築・都市・アートの新たな実験展 1950-2005』(@六本木ヒルズ 森美術館)カタログにおいてもメタボリズムの項で“未来主義的”という言葉が現れている。
 この本は約50年の近代・現代建築を模型などで紹介している。写真を見ていると万博のような建物も少なくない。
 実現したもの、計画だけで終わったものも含めアートしている建築を集め、未来の建築の可能性を描いているということなのだが・・・・
・・・・読むのに時間がかかっています。
 写真やプロジェクトの解説も丁寧だし、各論文もおもしろいんだけど、先にすすめません。
マーカーを持って読み直す必要ありだな。