目立たせなくするのが景観形成なら

「美しい景観 神戸シンポジウム」の続き。先日の記事では悪い印象だったかのように書いたが、全てがそう言うわけではない。面白い話をなんとかピックアップしていく。
 藤本貴也近畿地方整備局長の話の中で「景観形成ガイドライン」の実例として清水港の様子が紹介された。
 高い煙突類の昼間障害標識(赤白交互の塗色)を水色と白色に塗り替えることによって威圧感を抑えて景観に配慮しているということらいしい。(目立たなくしてもいいの?という疑問はさておき)
 本当に重苦しい感じの港がすっきりとしたイメージに変わっていた。ここでふと思いついたのだが
電線を白く塗ったらどうなるんだ?
 真っ白は目障りになるかもしれないけれど、無彩色、ライトグレイあたりにすると現状のように黒線が横走って醜いとされている問題が和らぐのではないだろうか。
 今回の藤本局長の話でも電線地中化を推進しているという事が述べられていたが、欧米並に達成するのはなかなか難しいようだ。
 電線なんて何年か毎に取替えるだろうから(未確認)その時に黒色にこだわらずもう少し明るい色を使うというのはどうだろう。地中化に比べればそうコストはかからないと思うのだが。(効果の程は今よりはマシぐらいかもしれないが)
関連リンク
美しい国づくり政策大綱(国土交通省)