アクセス検索ワード9月のランキング1位は「ミント神戸」
オリジナル記事はこちらだが、BlogPetの書いた記事、これとかコレの方がヒットしているかも・・・・
「ミント神戸」本日オープン!
設計・施工をした竹中工務店の広告を見ると、ファサードのデザインは旧新聞会館へのオマージュであるかのように感じるが、記事としては見つからなかった。
神戸新聞の「ミント神戸」特集号にはそのデザインについて竹中工務店設計課長の談が載っている。
「二〇〇二年に都市再生法ができ、1600%の容積が可能になった。それだけのボリュームのビルを都市環境としてどう構築するか。圧迫感のあるものは造りたくなかった」
「ボリューム感を和らげ、それでいて目立つ色。神戸の景観ともマッチしている。他の都市では、あの色は難しい」
建替えの計画は震災前からあったそうだが、都市再生法ができたのが震災の7年後。何も1600%使おうとしなくてもいいと思うが、事業計画の計算上必要なのだろう。
三ノ宮(三宮)駅前、遠く離れて見るより、間近で見ることの方が多い建物。圧迫感をなくすように縦のラインを強調させ、和らいだ色にしているということだが、ボリュームの大きさは隠しきれていない気がする。
シルエットが直方体の箱である上、全体を同一色で包んでいるあたり、まともにそのカタチが視界に飛び込んでくる。カタチ(シルエット)でなく色だけでボリュームをみせるのは難しい。圧迫感を弱めるため色に頼るのなら色分けするということもあったのではないかと感じた。
あまり良くないか。
新神戸のオリエンタルホテルや、メリケンパークのオリエンタルホテルもできた当初は周囲に対し違和感があったが、今では神戸の顔になっている。
竹中工務店のことだから、ミント神戸もきっと大丈夫なのだろう。