大阪の風景

 淀屋橋界隈。御堂筋から少し通りを入るだけでレトロな建物が散在している。何も予習はしてなかったが、目的地に向かうまでに出会った建物たち。
 芝川ビルディング
写真を撮った時は「古そうだけど外壁は改修されているのかも」という印象。でものりみ通信の『船場建築ぶらりツアー』の記事を見て「やはり古かったのね」と安堵。


「かんてきや要」というお店になっている古い町屋。
妻壁がレンガというのが面白い。ウラの蔵も結構古そう。


「シェ・ワダ高麗橋本店」(旧大阪教育生命保険)
ことらも高そうなレストラン

その隣は「日本基督教団浪花教会」
こんな所にあったのか!とこの記事を書くのに調べて知る。またゆっくり見に行こ。


コニシ(旧小西儀助商店)、ボンドのコニシ株式会社の旧社屋。登録文化財の看板が掲げられていたが、国の指定重要文化財に格上げされたよう。大阪市の指定景観形成物にも指定されているらしい。
 大阪の中心地でも古い建物が多く点在する。2階建、平屋の建物も意外と多いのだが、地価(固定資産税)を考えるともっと容積率を高める計画をして収益をあげなければならなく思える。
 しかし、オフィスの貸室も供給過剰な状態。安易な事業計画で大きな建物を建ててもそのコストを回収することは難しい。一番手軽で収益をあげるのは駐車場にしてしまうことだが、町並みとしては破壊の方向に進むことになる。
 御堂筋の高さ規制の緩和をなどを見ると大阪の町は高層化を推奨しているように感じるが、容積率はあくまでも許容値であって埋める義務はないんだということを実感できる税制、地価であってもらいたい。
・・・・おまけ、この日の風景・・・・
【その1】
自動車を運転中携帯電話をかける、化粧をするなんてのはよく見る風景。(ダメです!)
この日、運転しながら電卓をたたいている人を見た。さすが大阪
【その2】
交差点で信号待ちをしていると後ろから自転車に乗ったオバチャンが突っ込んでくる。
よけてもよけてもよけた方向に・・・・そしてぶつかる。
なんて新喜劇的なこと。さすが大阪