和室を洋室に変える。
畳敷きの床仕上をフローリング張りに、壁も大壁にしてしまうつもりだった。
床柱を残そうとすると長押、廻り縁が付いてくる。すると柱もついてくるということで、“和風をイメージした洋室”という方向に路線を変更。
襖は張り替えのみ。壁に合わせて白くしてしまうと、襖の黒縁がベタベタの和風をイメージさせる。色を使うにはちょっと面積が広い気もしたが、張り分けせずとも大丈夫だった。
日に焼け、脂の載った造作材に浸透性の塗料はなかなか塗れない。も少し濃い色を指定しておいてもよかったかも。
浸透力がないのだから、素地の色より薄い色は着色できない。塗料は脱色剤ではないことを覚えておく。
MEMO———————————-
襖紙:越前和紙銀河 No.2116(杏色)
造作部塗装:オスモカラーウッドワックス 3163ウォルナット