設計図のタテ×ヨコ

縦×横?横×縦?」が面白かった。
長方形の求積は「タテ×ヨコ」なのか「ヨコ×タテ」なのか?または「長辺×短辺」なのか・・・・どちらでもいいのか。
議論はさておき、建物の求積をする場合、私は「ヨコ×タテ」で計算式を記入している。常にどちらを優先するか決めておくことが間違いを減らすことにもつながる。
ヨコを優先するのは図面の表記上タテの寸法は90度回転しているので、まず見やすいヨコから計算をはじめる。
またヨコ方向はX軸の寸法なので「X×Y」というアルファベットの順にも合致しているので素直な感覚だと思う。


RCの梁断面の記入も通常「b×D」すなわち「梁幅×梁成」だ。「ヨコ×タテ」と覚えておける。(鉄骨H鋼梁など表示はちょっと違うけど)
ところが、このたび公開された「建築行政情報センター」の『4号建築物の確認申請書及び添付図書の作成例』では求積図の計算は「タテ×ヨコ」になっている。
まぁどちらでもいいのかと思っているのだが、
「建築知識 2003年3月号」特集 一発で通す![用途別]確認申請ガイド や
「建築知識 2007年9月号」特集 改正法に負けるな!必ず通る[確認申請]最新マニュアル
に記載されている求積の式も全て「タテ×ヨコ」になっている。
ひょっとしてJISとかなんかで決まっているの?
決まってなくても「タテ×ヨコ」にする理由が知りたい。