悩め!学生たち

存在意義』 from 「建築プロデューサー 朝妻 義征」にTB(したつもり)

昨今、週刊誌などに取り上げられる
バコーン とか ビヨーン とか グニョーン とかの住宅を見て
本当にそんなものを施主が求めているのか?
本当にそんなものを設計していっていいのだろうか?
とも悩んでいるようでした。

悩め!悩め!! 学生たち!
「悩む」ということはまだまだ未来に可能性が開けているということだ。
「道がこれしかない」ということならば悩むことはないだろう
私が学生の頃は何でもできるって思ったよ。
でも実務を経験していくうち、学べば学ぶほど奥が深くなっていくようだ。
知らないってことは素晴らしいことだ。
私はもうすぐ「四十にして惑わず」って歳だ。
「ビヨーン とか グニョーン」を追うのはやめた。
可能性を捨てたってワケだが、極めるには捨てるものも必要だ。
残念ながら相反するコンセプトを抱えて提供するだけの器は持っていない。
けれども追うべきものはまだまだたくさんある。
可能性がなくなったわけではないのだ。
・・・・捨てる前に溜め込むことも必要だよ。
関連ページ
捨てる」(ちはろぐ)
リフォームのデザイン」(ちはろぐ)