本気でサマータイムを導入するなら

「サマータイム10年導入めざす推進議連、今国会に法案」from 2008年05月22日 asahi.com
自民、民主共賛成なのですか?「環境のため」と言われると反対できないので、どうもうやむやの内に決まってしまうような気がします。でもホントに「環境のため」なんですかぁ?環境のためなら、他にすることがある気がします。
何を根拠に「環境のため」と言えるのか調べようとしましたが、
↓このあたりでしょうか。
「サマータイム制度情報」from 省エネルギーセンター 人力検索はてな経由
よくわからんです。
プロ野球場ったって、ドーム球場なら昼間の方が冷房負荷は高いでしょうし、また導入時や年2回切替え時に生じる混乱による経済的損失については考えられていないです。
自分の身の回りで、どこに時計がセットされているか全て把握できてますか?
私はできません。・・・・電気温水器なんかもタイマーセットされているので驚きます。
またまた官製不況を起こす気でしょうか。
ほかに調べているとこんなサイトがありました。
「明るい生活構造改革」(閉鎖中?)

例えば、我が国の夏至における日の出の時間は、地域によって異なり、午前3時半〜5時半となっていますが、国民の約8割の起床時間は午前6時以降となっていることから、日の出と共に外が明るくなっているにもかかわらず、カーテンや雨戸を閉めて部屋の中を真っ暗くして寝ているのが一般的です。サマータイム制度を導入すれば、日の出時刻が1時間遅くなるためこうした起床前に有効活用できていない時間を短くすることが可能となり、日没が1時間遅くなった分、照明の点灯時間を1時間遅くすることが可能です。

なんかよくわからん理屈です。
国民の約8割の起床時間は午前6時以降となっている」ってどんな調査なのでしょう?私は残り2割派です。
6時だから起きるんじゃなくて、起きなきゃいけない時間だからおきるんだよ〜!
ホントに3時半から明るくなるのなら、その分前倒しにしたくなるかもしれませんが、東日本を中心に時間を決めないで欲しいと思うのです。ということで、各地域の日の出時間を調べるのに、
国立天文台のサイトにあるこよみの計算を利用します。
日常活動に関する指標にしたいわけだから、日の出入り時刻ではなく夜明・日暮時刻を調べてみると、
<拡大>
・・・・確かに早起きした方がいいかも・・・・
でも、本当に環境のためを考えるのなら、冬場薄暗くて照明が必要になる前に仕事を終えるべきだと思います。
ウインタータイム・・・・冬場1時間時計を早めれば、始業から就業まで太陽の出ている時間にすることが可能です。
暗くなったから、もう帰ろうという気にもなりますし・・・・暗くなってもまだ就業時間だと帰るタイミングがとりにくいでしょ
サマータイムの理屈が通るなら、ウインタータイムの方が環境のためになると思います。
ということで、環境のために本気で考えるなら、サマータイムとウインタータイムを同時に採用して・・・・時計はそのままで、就業時間を8時から4時までにしたらいいんじゃないの?
お役所あたりがそうすることで、必要な企業はそれについてくるから、なにも大号令をかけなくても大丈夫だと思うけど。