たくさんの三角スケール

先日の記事

pencase03.jpg

たくさんのスケールを持っているという話のつづき。

同じ種類の三角スケールも複数入っています。これがロールペンケースにまとめてしまいたい1つの理由です。

それとは別に、三角スケールによって縮尺が違うので種類が増えます。

一般的には、

1/100、1/200、1/300、1/400、1/500、1/600

という縮尺が目盛られていますが、

1/100、1/200、1/300、1/250、1/500、1/600

というスケールもたまには使います。(土地家屋調査士用とかいうやつです。)

地図など1/2500スケールになっていることがよくあるので、たまに使います。

さて、それ以外によく使うのが、縮小版用のスケールです。

最近、縮小版の図面を扱うことが増えてきています。

50%縮小なら従来の三角スケールで

1/100×50%→1/200

1/50 ×50%→1/100 など頭を切替えて読んでいます。

ところが、A2サイズをA3に縮小した場合など、70.7%縮小の場合はそのままでは計れないので、こんな縮小用三角スケールを使っています。

上側は大きな文具店でよくみかけます。縮尺は

A列→A列用 70.7% 1/100、1/200、1/50 と

A列→B列用 80.6% 1/100、1/200、1/50 の6種の表示となっています。

これはこれで便利なんですけれど、1/30 の図面を縮小されたものには使用できません。

で、下側ですが、この1/300 用はかなり探しました。ようやく見つけたのが

ジャパン津川 さんのサイトです。

こちらの「TH-155 HP記念FCスケール」は

A列→A列用 70.7% 1/100、1/50 と

A列→B列用 80.6% 1/100、1/50 のほかに

A列→A列用 70.7% 1/300、1/250 が加わっています。とても助かっています。

(もう「A列→B列用」なんていらないから、完全縮小版がほしいと要望したら、「準備中」との返事をいただきました。きっと買うです。)

ジャパン津川 さん、いろいろ見てましたら以前無いと思っていた「インチ目盛の三角スケール」も販売されておりました。

それも、とても魅力的なのですが、そのページにありました「尺目盛の三角スケール」(TRSのやつ) 購入しましたです。

↓(手前の方、これはペンケースに入らない30cmあります。奥は普通の三角スケール)

古民家もですけれど、昭和30年代頃の建物ってRC造でも尺寸体系でできてたりするんですわ。

役立っています。

こんな風にいろいろな種類の三角スケールを使うのでまとめているのですけれど、

これだけ種類が多いとこんな使い方もあります。

syukusyo_scale.jpg

既存の図面を書くのに写真を画面に映して直接はかっています。

基準の寸法・・・・たとえば柱の長さを現場でをはかっていれば、そこの倍率をあわせて貫と貫の距離など画面にスケール当てて検討したり。

たくさんの倍率スケールを持っているので、画像表示の倍率を変更することなくスケールを当てることができます。

どうせおおまかな値しかわからないですが、その精度でもすぐにわかるので便利!

いかがでしたでしょうか。>朝妻さん、garaikaさん