「新しい」だけが取り柄の家はすぐにいいところが無くなるが、
「古い」が取り柄の家は年月を重ねる毎に価値が増す。
古い家を改修しようとすると、新築並みに費用概算がでることがある。
「だったら新築の方がいい」
というかもしれないけれど、ここで言う「新築」とは必ずしも今よりいい材料を使うとは限らない。
古い家でもまだまだ使える高価な材料を使用していることが多々ある。
またこのような材料は再生することによって永く使え、いにしえの価値が増す。
新築でもこのような材料を使えればいいのだが、コスト重視、効率重視の体系ではなかなか採用することが難しい。