高砂市米田町神爪の旧西国街道にて。
古い鳥居を見たけれど(脇の灯籠には「安永二癸巳九月」(1773年)とある)、お社らしきモノは見あたらず。
街道から南西の方角にあったので反対向きかとも思ったけれどそうでもない様子。
←ちょうど読みかけていたこの「 東播磨の歴史」という本によると 、生石神社の一ノ鳥居だということだ。
(「生石」はなかなか「おうしこ」と読めない)
社がないのではなく、見あたらないだけであった。
直線で約1.2km 参道が続いているわけでもないので、初めて見ると奇妙に思う。
先の本によると江戸時代の旅行記(大田南畝「革令紀行」1804年)にも「生石神社に行こうとしてこの鳥居まで来たけれど道がわからなくて行けなかった」というようなことが書かれてあるそうなので、200年前からそんなに変わってないのかもしれない。