A3スキャナの活用法

某所からセブンイレブンに設置してあるコピー機、「セブン-イレブン マルチコピー スキャン 」について記事を書くよう指令が届いたので書いてみる。

USBメモリ(と原稿)を持って行けばA3サイズまで50円/枚でスキャンしたデータを得られるということだ。

データ形式はjpegとかPDFとかその他いろいろ。

A3サイズのスキャナはそろそろ家庭用も普及し始めたけれど、設置場所を考えるとたまに使うぐらいならコンビニ利用がいいかもしれない。

◆最近でも設計事務所でA3FAXがない事務所が多い。A3の図面をFAXしてもB4やA4に縮小されるということなので、スキャンしてPDFに変換してメールをするということがフツウになってきている。(カラーでも送れるし)

おそらく、これからは施主との図面打合せもFAXではなくメールに図面が添付されて届くようになるだろう。


◆ほかにスキャンしてよくやるのは法務局でとってきた字限図を読み取っての合成。

これもA3サイズだからこのサイズのスキャナがあると便利。

A3scan02.jpg

A3scan03.jpg

A3scan01.jpg

字限図も電子化とか、登記のたびに境界確定を経て修正されたりするのでわりと正確になってきているようだが、字が変われば隣の敷地を充て嵌めるのはなかなか難しい。

関西は特にそういう傾向にあるらしい。

◆図面の読み取りで思い出したが、設計事務所の設計図書の保存期間が平成19年の法改正で15年になった。

一応現物だけでなく、電子データでの保存も認められたようだが、CADデータでの保存はもちろん、CADから直接PDFに変換したものは不可。スキャンしたデータならいいよというのがどこかにあった筈なのだが失念。

やはり、大きいサイズのスキャナは必要。