書籍・雑誌

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関係性は『DNAの冒険』

先日の記事「有機的なスキマ」の続き。 人間が有機的な振る舞いを好む理由。人間の細胞のDNAレベルから構築するプログラムは有機的に関係性を持つことによって成立っているからであると考える。 参考図書『DNAの冒険—ことばと人間を自然科学する』 ...
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『つくられた桂離宮神話』

井上章一 著『つくられた桂離宮神話』読了。 以前読んだ『美しくなれる建築なれない建築』でも称賛されていた本。ドイツの建築家、ブルーノタウトが発見したと言われる桂離宮。時代を追ってその評価がどのように変わっていったかが書かれている。 桂離宮は...
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捨て去るものを捨て去って

吉田桂二氏の言葉 町家には捨去るべき部分もある。それがあるのは事実だから、町家を過去のものとして見てしまうのであろうが、捨て去るものを捨て去って町家を現代のものとして蘇らせよう。from 「チルチンびと 2006年 07月号」『町家の再発見...
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『建築の設計と責任』

以前「谷中M類栖」の記事で紹介されていた本、多田英之 著『建築の設計と責任』を読了。 m-louisさんの記事を読んでいると、この本には耐震構造よりも免震構造の方がいかに優れているかということが書かれているものと思っていましたが(それも書か...
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『建築ノート』

誠文堂新光社から『建築ノート』という雑誌が創刊されたようです。(当blogのサブタイトルは『建築研究ノート』です。) 今月の特集は「ニッポンの「新鋭」建築家11人」人選を見るとちょっと前の「建築文化」のような感じです。でも「建築文化」に比べ...
住まい・インテリア

受け継がれる魂

雑誌『NewWORDS 2006 SPRING ISSUE』月刊誌『Newtype』の増刊号ということなのでアニメ方面に専門的な雑誌なのかと思いきや、なかなか映画について面白いまとめ方という感想。 その中で山形浩生氏のコラム「新開発と保存の...
住まい・インテリア

住宅設備設計の知識

『インテリアデザイナーのための住宅設備設計の知識』 住宅用の設備の本を見つけることは以外と難しい。学校で習う建築設備というとRC造のビルにとりつく設備を対象にした内容が多い。設備士が書く設計図書や施工会社の書く設備施工図が必要とされている(...
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工事現場の集合写真

雑誌『Casa BRUTUS 2月号』メモの続き。P100「家作りだよ全員集合!・・・・」の中のイラストが気にいった! イラストはヨシタケ シンスケ氏。4カット、「地鎮祭」「上棟式」「工事途中」「完成」の頃に関係する人達の集合写真風イラスト...
住まい・インテリア

境界領域

雑誌『Casa BRUTUS 2月号』は恒例の住宅案内。西沢立衛は、ひとつの家を10個の箱に分けました。 誌上では「サイズの異なる直方体がいくつも並んだ様子は、彼が妹島和世と共同で手がけた金沢21世紀美術館を連想させる。」とあるが、私は『P...
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「黄金比は美しいか」

『美しくなれる建築なれない建築—慣習の美学』 7章「黄金比は美しいか」 8章「パルテノン神殿と桂離宮」より古くから、これらに関する権威者と思われている人たちが、しきりとほめそやして、美しいプロポーションだといったり、世界に比類のないものだと...
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『仕事力』

『仕事力』2年程前の朝日新聞の連載で、このblogでも安藤忠雄氏のことばを引用していましたが、1冊の本になっていたようです。読みたい本のリストに追加。関連ページ虚構と現実の融合発想に強い意志があるか感動のない仕事に成功はない
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京都タワーと中京郵便局

『美しくなれる建築なれない建築—慣習の美学』 2章「京都タワーと景観」 4章「京都の中京郵便局と三条通り」より 京都の街並みについて。著者田口武一氏によれば、「古くからの日本建築群のなかに、突然現れて、周囲とは著しい違和感があったはずの特異...