書籍・雑誌

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「エッフェル塔と東京タワー」

『美しくなれる建築なれない建築—慣習の美学』  1章「エッフェル塔と東京タワー」より  建設当初は市民から大反対されたパリのエッフェル塔。人々は大きな反感を持ちながらも、これを取り払うわけにはいかず、いやおうなしに永年見慣らされてしまった。...
書籍・雑誌

『美しくなれる建築なれない建築』

『美しくなれる建築なれない建築—慣習の美学』  構造の専門家から見た建築の美学について。  この“構造の専門家から見た”というのは著者が構造の専門家であり「建築の関係者であるが専門家ではないという意味」。特に構造の視点から斬っている訳ではな...
書籍・雑誌

『ヒトは環境を壊す動物である』

『ヒトは環境を壊す動物である』  環境問題について、否定的な視点から書かれているのではないかと期待して読んだ本。  総論賛成各論反対というような話がよくでるが、それは人間の進化の過程で得た習性であるというようなことを生物学的に記されている。...
文化・芸術

電線地中化問題

先日の記事では「景観問題は電柱をなくせばいいというものではない」というようなことを書いた。でも決して電線地中化に反対しているわけではない。景観における電線の問題点をよく考えておかないと“電線地中化”だけが目的になりそうでイヤなのだ。  松原...
書籍・雑誌

バイブル

実務において壁にぶち当たった時ひもとく本がある。 『建築馬鹿』第1集〜第5集 矢田洋著  第1集の初版は昭和44年(1969年)発行だからかなり古い。しかし書かれていることの本質は現在も変わっていない。建築設計において様々な面から理不尽な事...
住まい・インテリア

デザインのきっかけ

アイデアのパターンはいくつか引出しにしまっている。どのパターンを使うかは依頼主とのフィーリングで決まることがよくある。 最初の面談で、オーナーの要望をひと通りヒアリングし「次回までに、何でもいいから店をイメージできるものを持ってきてください...
住まい・インテリア

「選ぶ人」

「iTunes Music Store」(iTMS)が人気らしい。膨大な数の曲をネット上でバラ売りしているということだ。(iTune、OS8.6では使えないから詳しく知らないけど) では、配信時代は誰が主役になるかといえば、それは「選曲家」...
書籍・雑誌

『知的生産の技術』

『知的生産の技術』  第1刷が1969年となっているから、かなり古い本である。たまたま手に取って眺めると、充分現在に活用できる内容であった。  内容は主に著者梅棹忠夫氏の考案した「京大カード」を活用する方法について、いくつかのシチュエーショ...
書籍・雑誌

三代目魚武 濱田成夫氏の絵

先日いただいたコメント関連で 『魚武さんの絵』from「ドローイング・水彩・女、それだけ。」にTB。  三代目魚武 濱田成夫氏について。10年以上前になるが一度ライブを観に行ったことがある。まさに“ライブ”。その時はその場で絵を描いていた。...
住まい・インテリア

雑誌『meuble』

雑誌『meuble』01号  またまたインテリア系の雑誌が創刊されました。サブタイトル「家具と空間からつくる・・・・」にあるように、家具や照明器具、音響機器を中心にそのレイアウトからアプローチしています。その表現方法にCGを使っているところ...
文化・芸術

絵画のリアル

雑誌『美術の窓』2005年7月号、巻頭特集は「写実VS現代美術 —新・リアリズム宣言2—」  まるで写真のような・・・・写真にしか思えない作品が並ぶ。  「写真」が身近になった現在、絵画でリアルを追及する意味があるのかと疑問に思った頃があっ...
書籍・雑誌

『誰のためのデザイン?』

照明器具・換気扇などのスイッチやコンセントの位置を決めるのは、電気屋さんではなく(意匠)設計者の仕事。使い易さと見え方を考えると相反することがありよく悩むことがある。  コチラ『電気のスイッチ/トリーニ邸』(from「けんちく広場」)の写真...