文化・芸術

住まい・インテリア

壁の生みだす空間

U邸見学@西宮 設計:吉阪隆正 1956年竣工 隣の敷地では面白いことやってますね >あさみ編集長  外観や平面図を見るだけではゴツゴツした硬いイメージ。あまり興味を惹くような存在ではなかった。  しかし、一歩室内に足を踏み入れるとなんとも...
文化・芸術

Maisy立体絵本原画展

「Maisy立体絵本原画展」@大丸ミュージアムKOBE ←ケイタイで写すのに全然慣れていません。  メイシーちゃんでお馴染、ルーシー・カズンズの原画展。日曜日ともあって混雑覚悟で行ってきましたが以外とスムーズに見れました。  ウチにも何冊か...
文化・芸術

子午線ライン旅客ターミナル

子午線ライン旅客ターミナル 設計:岸和郎 明石と淡路を結ぶ連絡船のターミナル施設。明石海峡大橋が開通して存続問題も挙がっていたが、明るい施設に生まれ変っていた。  たこフェリーの話題はよく聞くのだが、それに比べ明淡高速船の話は少ない気がする...
文化・芸術

豊岡市民会館

豊岡市民会館 設計:増田友也 (建築研究協会一級建築士事務所 増田研究室) 1971年  そのフォルム、テクスチャー、ディテール・・・・見飽きることがありませんでした。  型枠の板目を写したRCの打ち放し仕上は昭和40年代の流行でしょうか。...
文化・芸術

西宮市民会館

西宮市民会館 設計:増田友也(京大研究室?) 1967年竣工  今まで何も勉強してこなかったことを悔やむ。  建築というのは決して“間取り”をZ軸方向に立ち上げたものではない。建築を空間を考えていくうちに自分の源流を辿ってみたくなった。「増...
文化・芸術

パウル・クレー展

「パウル・クレー展」@大丸ミュージアム梅田 サブタイトル“線と色彩”  クレーは線画が記憶に残っている。クレーの出発点は「線を引くこと」と紹介されていたが、細かい線画から始まり、色彩・・・・決して派手ではない。赤や黄色を使っても彩度を落とし...
文化・芸術

「景観」と「祭り」

だいぶ日が経ってしまったが「美しい景観 神戸シンポジウム」メモ書きの続き。 浅木隆子 北野・山本地区をまもり、そだてる会会長の話・活動の方針として「ハード面」だけでなく、「ソフト面」も重視する ・日々のゴミ撤去や不法看板撤去、植栽の推進とい...
文化・芸術

目立たせなくするのが景観形成なら

「美しい景観 神戸シンポジウム」の続き。先日の記事では悪い印象だったかのように書いたが、全てがそう言うわけではない。面白い話をなんとかピックアップしていく。  藤本貴也近畿地方整備局長の話の中で「景観形成ガイドライン」の実例として清水港の様...
文化・芸術

漁業漁村の歴史文化財産百選

『未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選』が決まったそうです。(from「全国漁港漁場協会ホームページ」) 趣旨、選定の経過についてはこちらにPDFファイルがあります。(水産庁のホームページです。)一部抜粋します。「未来に残したい漁業漁村...
design chord

街並みとコード

時間があいてしまいましたが先日の記事のコメントより うーむ。だとしたら、マニュアルじゃなくて何なのだろうと、  景観のマニュアルといっても、料理で言えばメニューや素材を決めた程度のこと。高級食材を使えば美味しいものができるとは限らないことは...
住まい・インテリア

電線地中化問題その2

先日の続き。 次に地中化の費用を誰が出すのかという問題。  松原隆一郎:著「失われた景観—戦後日本が築いたもの」によると、結局日本では「安い電気の安定供給」ということが電力供給会社に与えられた至上命題であった。コストのかかる電線地中化を推進...
文化・芸術

電線地中化問題

先日の記事では「景観問題は電柱をなくせばいいというものではない」というようなことを書いた。でも決して電線地中化に反対しているわけではない。景観における電線の問題点をよく考えておかないと“電線地中化”だけが目的になりそうでイヤなのだ。  松原...