虚構と現実の融合

建築家・安藤忠雄氏の言葉

建築はある面では虚構の世界であり、もう一方でリアリティーのある現実の世界です。人間がその身体を預けて暮らすという事実がある。建築家はその思想と現実の間を行ったり来たりするのですが、現実部分は特に重い責任がある。それだけはしっかり果さなければならない。
(from朝日新聞2003年12月1日)

しかし、現実の部分だけを見ているならば良いものは生れない。虚構の世界をいかに現実の世界に融合させるかというところが難しいところ。