テンキー電卓とJW_CAD

 テンキー機能付き電卓、「CASIO MZ-12」を購入しました。先日、製品に機能を付加させることについて少し書きましたが私はそのことを決して否定しません。むしろこういう複合機は好きな方です。
keyboard
 電卓は「カシオ派」と「シャープ派」に分かれるそうですが私はカシオ派。理由は学生時代に使っていた関数電卓がカシオ製だったからというつまらない理由ですみません。
 しかし使いはじめた時の環境は後々まで影響します。私がパソコンを覚えたときのマシンはNECのPC9801シリーズ。NECがDOS/V陣営に破れた頃からはMacを使っているのでDOS/V機のキーボードには馴染めませんでした。どうしてもキーボードの“Ctrl”キーは“A”キーの横に欲しいのです。(ダイヤモンドカーソル使う時小指つらないか?)
 そんな理由で使っているキーボードはPFU製の「HappyHackingキーボード」。Win機の方は「Light2」です。これらのキーボードにはテンキーはありませんが、「Light2」にはUSBポートがついているのでテンキーを装着することができます。
 今回導入した「CASIO MZ-12」は電卓モードとテンキーモードの切り替えができ、電卓モードの計算結果をPCに送信することもできるというもの。しかしそんなことよりもっと嬉しいのは普段使っているJW_CAD(MS-DOS版)に対してもこのテンキーは動作してくれました。JW_CAD(MS-DOS版)はWindows98のDOS窓で動かしています。おそらくメーカーの動作保証外でしょうが、普通のテンキーとして使えました。
 ただし、図形→他図面複写など別のファイルにアクセスする動作をした場合、復帰後キーボードの入力ができなくなる現象が多発します。こうなると再起動しないと直らないのですが、復帰後すぐにテンキーから一度入力することによってかなりの確率でこの現象を回避できるようです。(当方の環境に関しては)
関連リンク
続・テンキー電卓とJW_CAD
Macでテンキー電卓
テンキーの配列