先月末、浜松方面に旅行した。写真は秋野不矩美術館。(静岡県天竜市)
日本画家、秋野不矩氏の作品を主に展示してあるということだが、当日は特別展のためか、氏の作品は3〜4展しか観ることができず、残念であった。
建物の設計は藤森照信氏。外から見ても変わった美術館だが、内部も漆喰塗の壁、ござや石を使った床といったあまり類を見ないつくりになっている。入口でスリッパに履き替えるのだが、裸足で歩くととても感触がよい。(一部スリッパを脱いで観覧する部分あり)しかし白い漆喰壁を触って歩くことは遠慮した。
白い壁にトップライト(に見えるけど間接照明?)の光が反射してとても柔らかい展示空間が創りだされている。
それに対して、2階の企画展示室の内装が壁クロス、床カーペットという材料であったことがとても残念に感じた。普通なら展示室として違和感ないはずの材料だがあまりにも周りの雰囲気に不似合に思えた。
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