新潟・福島、福井豪雨
この1週間で新潟〜福島・福井の各地で堤防が決壊し、水害が発生した。避難指示・勧告の出された時期についても適切であったか議論されている。
また、このような豪雨は「何十年に一度」「何百年に一度」と言われていたが、今全国どの地域発生してもおかしくない状況だという。
最近の施設は“バリアフリー”とするため床面の高さが地面からさほど上がらないよう計画する。特にバリアフリーの必要な高齢者施設はなおさらである。ところが災害が発生した場合そのような人たちが急に避難することは困難である。
建築に関する法律で災害といえば地震や火災についてが主で洪水については多く決められていない。これは地震や火災に比べ避難する時間の余裕があるという考え方なのだろうか。
近年、デイサービスセンター等多くの高齢者施設が開設されている。高齢者が多く集まる施設で一度に避難するには時間がかかるということを今回の災害で思い出した。
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