丹下健三と「萌え」

丹下健三と「萌え」
とても気になる組み合わせです。「ヴェネチア・ビエンナーレ建築展」。
「侘び」「寂び」「萌え」です。
 日本館の参加作家で建築家は丹下健三氏のみ。建築家のいない建築展。とても興味があります。
 結局、都市は建築家がつくるものではないということでしょうか?
 今回コミッショナーの森川嘉一郎氏の言う「おたく:人格=空間=都市」とは、“個人の萌え萌え”が“都市の萌え萌え”否、“萌え萌えの都市”を生みだしたということなのでしょうか?論文がとても気になります。決して丹下健三氏が「萌え」でないことを願います。
 しかし「萌え」だけで建築展(それも国際的な)を構成するとはスゴイ!ひょっとして都市の次は世界を“萌え萌え”にするつもりなのでしょうか。

今展示への参加が縁となり、コミックマーケット準備会が大嶋優木氏に依頼した『コミックマーケット66 CD-ROMカタログ』用のカバーイラストを、日本館のポスターとしても使用することになりました。ポスターデザインはよつばスタジオ。2004年9月8日から10日間、歴史あるヴェネチアの市内100ケ所に掲示され、日本館展示のアピールとなる予定です。

・・・・・・ヴェネチアの街も“萌え萌え”することと思われます。
 ビエンナーレ建築展の会期は、2004年9月12日〜11月7日。
 行ってみたいな。どなたか、取材費だしてくれません?
関連リンク
4344008979おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ(Amazon)