これからのキッチンは何も無いのがウリ?
今年発売されたTOTOのフレームキッチン
基本的に何もありません。「シンプルイズベスト!」
ステンレスのフレームと天板で構成される美しいフォルムは金物工事で造ってみようかなとも思います。
松下電工からも「ideco」というシリーズが出ています。こちらはアルミ製のフレームです。
「ideco」はカタログによると、最初は最低限の状態から必要な時期に収納部分やフロントパネルを追加・交換していくことが可能なキッチンということです。予算がなくてグレードを落とすことに悩むなら、「いつかは完成させてやる!」と最低限のパーツから始めるのもいいかもしれません。
サンウエーブからも最近ゲート型のキッチン「Actyes」が発売になりました。
こちらはゲート状に空いた空間へ自由に収納キャビネットを組み入れることができるというのがウリのようです。どちらかというと埋めて使うみたいです。
シンプルなキッチンが増えつつある一方、YAMAHAの新製品「DOLCE」は重装備です。
シンクの中まで従来のステンレスから天板と同じ人工大理石。先のフレームキッチンが業務用調理器をイメージさせるのに対してこちらはリビングに置いても家具のようです。
また「DOLCE CUSTOM」シリーズになるとピアノなどヤマハの楽器の塗装技術を採り入れているそうです。
しかし、これらのカタログを見ていて興味深いのは登場している男性がキッチンを使っていることです。(女性も登場しますが。)
これまでのキッチンのカタログにはなかった動き。キッチンは奥様のモノという時代ではなくなってきましたが、そうなると男性ウケするキッチンが現れるワケですね。参考になります。