境界領域

雑誌『Casa BRUTUS 2月号』は恒例の住宅案内。

西沢立衛は、
ひとつの家を10個の箱に分けました。

 誌上では「サイズの異なる直方体がいくつも並んだ様子は、彼が妹島和世と共同で手がけた金沢21世紀美術館を連想させる。」とあるが、私は『PLAYBOYの家』を思い出しました。
現実離れした・・・・と思っていましたが、実現しているのに驚きです。
ところで、これらは用途不可分の建築群なのでしょうか?
最終的には全体が建主の個人住宅になる予定だ。」とあるのであくまでも1件の家なのでしょうね。まさに「戸建て住宅と集合住宅の境界領域ともいえるプロジェクト」です。
貸家を建ててその収益で自宅を建てるということを考えれば、頭のいいプロジェクトだと思いました。

西沢立衛さんって西沢大良さんと兄弟だったんですね。
関連ページ
PLAYBOYの家