「2006イタリアボローニャ国際絵本原画展」@西宮市大谷記念美術館
作品展のことは2年前にも書いた。毎年行われているとは知らず、昨年は行きそびれてしまったが、今年は初日の開館前から並んで入場したのだ。(おかげでその日の夕刊記事の写真に写っていた。)
今回も16カ国92人、460点というすごい量の作品を一度に見ることができた。(しかし応募総数は59カ国2544人ということだ。)
2年前の感想では好きな作品、そうでない作品が結構分かれていたが、今回は甲乙つけることはできなかった。応募数が増えると入選する作品の質が似てくるのだろうか。
応募数が多い割に、日本人の作品が目立つ。そして次にイラン人。イタリア、フランス、ドイツという感じ。アメリカ、イギリスは分からなかった。
イラン、ロシアは独特の雰囲気を持つ作品が多い印象。イタリアは強いタッチの華やかな絵。フランスは細い線で輪郭をなぞるような感じ。国ごとに特徴が感じられるのが面白い。(全てがあてはまる訳ではないが)
しかし日本人の特徴というのが良く分からない。多様性に飛んでいるというのが特徴なのか。何でも受入れるという性格だからなのか。個人のアイデンティティは風習に左右されないということなのか・・・・
町並みについても同じようなことが言えるような気がする。実は他の国の人から見ると特徴が浮き出て見えるのだろうか。