「わがまちあかし景観とまちづくり講演会」

3月27日「わがまちあかし景観とまちづくり講演会」覚書き
参加型の講演会は楽しかったです>つじさん
税金も移譲されるということで地方も「自立の始動」だそうだ。
「景観」と「その地域らしさ」をどうするかということが課題
「景観」の方は「自分勝手なことをせず、きれいな街をつくりましょう」というような話。
これは全国一律に考えることができそう。
「その地域らしさ」というのは全国一律に考えると埋没してしまう問題だ。
全国規模の販売店、企業、全国規模の商品が押し寄せるなかで、地域の特色を守るということ。
ところがその地域の特色は普段見慣れているので何なのか、気づきにくい面もある。
「全国どこでもあるというのではない風景」で「何を守るべきか」
「わがまちあかし景観50選」に選定された写真を見ていても、ランドマーク的なものは別として明石市の特色とは何だろうかと思う。
古くからある地域の特色を探すには、明石市の中だけを見ていても難しい。明石市は旧明石郡の一部(二見町は旧加古郡)でしかないのだから、旧明石郡の特徴を探す必要がある。そうすれば市内にもその特徴をもった風景(の断片)が浮かび挙がってくる気がする。
最近の市町村合併、道州制の問題。このように広い視点から考察する手掛かりになればいいのだが、地域毎の特色を薄めるようにしか働いていない気がする。「同じ市なのになぜ同じにならないのか」という流れ。
「市民に景観について意識を持ってもらうためにどうしたらよいか」というようなアンケートがあったが、
←こんな駐輪場を市の玄関口である駅のホームに面して建てているようでは、「景観の意識を高めましょう」なんて言えないのでは?
先ずはこれをどうすればよいか広く意見を求めるところから始めれば意識が高まるかもしれないけれど。

・・・・やっぱり木で隠しますか・・・・