『北播磨のかやぶき民家、43%が多可町に集中』 from 「2007年9月5日神戸新聞Web News」
北播磨5市1町の古民家1369戸のうち、かやぶき民家は424戸あったことが、北播磨県民局の調査で分かった。
かやぶき民家は、最多だった多可町のほか、三木市八十二戸▽西脇市六十二戸▽加東市四十六戸▽加西市四十一戸▽小野市九戸-を確認した。
補足します。調査区域を限定してから調査しているので実際はもっと多くの古民家が存在しています。(三木市82戸・・・・志染地区は全くエリア外だったので調べてないです。口吉川も取り残しが多いですが、趣味としてコソコソ調べときます。)また「かやぶき民家」とあるのは金属板で覆われた家も含んでおります。
多可町に多いのは確かですが、こういうタイトルだと違うイメージをいだきそうです。
ところで、なんでアラビア数字と漢数字が混ざっているんだろう?
(↑写真は三木市のかやぶき民家)
残念ながらこういった古民家・・・・かやぶき民家に限りませんが・・・・減少しているのは事実です。
古いとあちこち改修の必要な所が増えるでしょうが、構造体は今の新築よりいい材料を使用している場合が多いです。
「古くさい家はいやだ」・・・・日本全国どこにでもあるような家に建替えをしなくても、現在風に改修することもできますよ。なんせ元がイイモノ使ってますから。イイモノが年月を経ると『骨董』の域に近づいていきます。
その建物がつくりだす街並みは地域にとっても財産ですね。
ひょうご住まいサポートセンターでは「古民家再生促進支援」として無料で古民家の調査・アドバイスを行っているそうです。
取壊しを決める前に相談できるところがあるのはいいことだ。