公共建築、安けりゃいいのか

今日のTV朝日の番組「スーパーモーニング」にて独立行政法人の豪華な研修施設の話題。
金かかってますねぇ、あそこの窓の上のところのタイルの張り方、手が込んである」みたいなことを建物の専門家さんはおっしゃってました。(録画してないから正確ではない)
あそこの研修室、窓が湾曲して・・・・」などと記者(?)もお金がかかっていることを強調したそうにしてるように感じた。
どれだけ税金が無駄遣いされているかを報道しようとしているのだろうが、どうも「公共建築(税金を使って建てた建物)は金をかけてはいけない」と話しが流れているように感じる。
以前も書いたが、街なかの公共建築物こそしっかりとお金をかけてちゃんとしたモノを造らなければならない。いくら安くても公共建築物がツマラナイ箱だらけの街にどれだけ魅力があるだろうか。
街の評価を上げることを加味して計画することが必要である。多少の建設費の増加は必要である。
重要なのは「その建物が本当に必要かどうか」というところで、安ければ見逃すという問題ではない。
もっと重要なのは、「多額の建設費をかけているのにブサイク!」というところだ。
そこのところを置いといて「あのタイル・・・・」と言われりゃ、
「そっちかよ!」とツッコみたくもなるよ。┐( ̄ヘ ̄)┌