どうなるの?三木市消防庁舎

三木市消防本部
設計:(株)黒田建築設計事務所
昭和60年三木市消防本部発行「みき消防のあゆみ 消防本部発足20周年記念」には
 昭和46年7月1日 消防本部庁舎竣工
鉄筋コンクリート造 3階建延べ827m2
とあります。

現在三木市は新しい消防庁舎を建設中で、平成20年6月に運用開始予定です。
それに伴い、この庁舎がどうなるのかとても気になります。
築35年を過ぎたところですので、まだ古いとは言えないです。(RC造の減価償却期間は50年)
建築的に価値が高いとは言いにくいかもしれないですが、このフォルム、この街のランドマーク的な存在になっていると思います。
ここ最近、「この消防署が気になっている」ということを話すと、結構反応があるのが面白いです。なんか引っ掛るモノがあるのでしょうか。しかし解体して駐車場にする案もあるそうです。


最悪、解体になったとしても空地状態にしてはならないと思うのです。
この通りにはいくつか面白い建物がありますが、空地になると(景観的に)それらがどんどん孤立化していく気がするのです。


新しい建物が建っても周囲になじむようなデザインかどうかで、周りの風景が「さびれた」ようになるか「レトロな・・・・」というようになるか分かれるところだと思います。
できれば、今の建物を活用するというのが、街のシンボルとしてはいいと思うのですけれど。
・・・・車庫に祭りの屋台を入れて展示するとかどうですか?
観光協会もここに移動させて・・・・