景観保存運動に消極的なネタ

『裁判気付かず マンション建設反対の自治会敗訴 神戸』 from 「2008年3月17日神戸新聞Web News」
神戸新聞に気になる記事が出ていたのでメモしておきます。
この記事以外で詳しい内容を見ていないので詳細はわかりません。裁判に「気づかなかった」というのはお気の毒としか言いようがないですが、それよりも裁判になるというのが恐ろしいです。うかつに「景観を守れ」とか「名建築の保存を求める」などと言ってると、とんでもない目にあう可能性を示している気がします。
これだけの記事にいろいろ気になる点があるのですけれど、特にココ。

 不動産業者は当初、マンションを計画するデベロッパーに土地を売却する予定だったが、自治会の協力が得られなかったため断念。別の会社に転売した際、「売却益が約二億五千万円少なくなった」として昨年十一月、自治会と会長を訴えた。

協力が得られれば約2億5千万円値下げせずに売却できたのですか?捕らぬたぬきの・・・・というような気もしますが。
いやそれよりも自治会が協力をすることは義務なのでしょうか。逆に言うと自治会は1億円くらい協力金を要求していても話しが通っていたかもしれません。(実際どうなっているのか知りません)
ホントに捕らぬたぬきの・・・・で訴えることができるのなら、よくわからん理由で停滞している確認申請の審査機関は注意したほうがいいと思います。
それと、自治会長個人の資産まで差し押さえられるというのが怖いです。戦わず、長いモノには巻かれるべきという道を裁判所は示しているように思えます。