以前の記事「デジタル距離計測計、オススメは何ですか?」ではhiraさんにいろいろアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
結局その後に新発売となった Leica DistoシリーズのD3を購入いたしました。
今なら三脚とアダプターが付いて5万弱です。
(現在メーカーに在庫がなく入荷待ちという噂も目にします)
ホントに便利です。基本的に一人で測れるというのがいいです。コンベックス程度の精度を期待していましたが、はるかに上です。
特に天井高など高さ方向を測るのが楽でした。これだけでも価値あります。
気のついたことなど
- 電池の予備は持っていくこと
- まる2日使ってまだ交換してませんが、バッテリー表示が早くからlow状態に。(付属電池だからか?)
【追記:付属電池だからのようです。でも予備電池は必要】
- 出っ張りがなければ測れない
- 内々は一人で測れますが、外々はターゲットプレートを当てないと測れません。(当然!)
- 屋外での計測は見えにくい
- 100mまで測定可能ということですが、昼間10mを超えるとポイントを見失うことがあります。単に視力の問題ですが。
- クモの巣に反応することもある
- メモリーがあるからといってピッピッと確認せずに測っていると、とんでもない数値が記録されていることがあります。
- オマケのアダプターではピタゴラス機能が使えない
- ピタゴラス機能は測定位置を固定して垂直または水平間の2点の距離を計算してくれます。
この機能を使うには三脚で位置を固定する必要があるのですが、オマケのアダプターはDisto A5用を流用しており、回転の中心と測定原点とのズレが60mm生じています。Disto A5はオフセット機能があるので補正してくれる(んですよね?)のですが、D3はオフセット機能がないのでピタゴラス機能は使わず、測定結果を紙に書いて後で計算をする必要があります。 - だけど三脚は便利
- D3は角度を表示してくれる機能があります。(±45°)三脚に取付けて水平を出し、ビームを出してぐるーっと一周すれば簡易的にレベルを出すことができます。
【追記】
←「DISTO D3」は生産終了ということで
後継機種は
←「DISTO D3a」だそうです。