三木市教育委員会発行 『三木市文化研究資料第12集 三木の道しるべ-路傍に立つ石造遺品-』
(調査・編集 三木市老人会連合会教養部 平成8年9月30日発行)より
三木市内(旧吉川町を除く)の道標分布地図を転写
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「小川」「小川谷」という行先案内が多くあるが(90基中13基)、今はあまり耳にしない地名。
小川川流域、垂穂にある法輪寺を案内したものがある。
また「大殿林」という地名が読めず。
現在の口吉川町大島が「大殿林」と「中島」の合成地名であるらしい。(合成地名コレクション)
【追記】
「大殿林」は「おおとのばやし」と読むらしい(角川地名大辞典より)
道路元標について、この本では「現存しているのは三木町、細川村及び口吉川村の三基で、別所村道路元標は確認できなかった。また志染村道路元標は御坂の旧三差路にかつて存在したが、今はない。」とある。
そんな中、「道路元標が行く」というサイトでは、三木市内では三木町、 久留美村、別所村、細川村、口吉川村、および旧吉川町の北谷村、旧美嚢郡淡河村 の道路元標が紹介されているのがスゴイ。
(三木町道路元標 2008年8月19日撮影)