『月刊ビル』創刊号入手。
大阪・京都の一部の店舗でしか販売されていないので、m-lousさんに買ってきていただいた。
(またお願いすると思います。)
創刊号の特集は昭和33年に建てられたという丹下ビル。こういう所を最初に持ってくるという視点がイイ。
この雑誌、10頁の小さな冊子だがビルに対する愛情がいっぱい詰まっている。
カッコイイ写真とマニアの世界に引込む文章。
この時代のイイ建物は、素材は手作りの時代だからムラが多いのに割付に関してはキッチリしている。
愛着というものは、ツルツル画一的な材料よりも「あばたもえくぼ」となるところに宿る気がする。
誰かがこういう風に魅力を説明してあげないと、「古い」「不便」で捨て去られてしまうんだよなぁ。
参考になります。